はじめてのフルプライス【恋する乙女と守護の楯 Re:boot The "SHIELD-9"】プレイ後の感想
さぁ!
完走した感想だよ!
三日前までオセです。
※本記事は物語のネタバレが多分に含まれています
あとクッソ長いです
前回の記事
はじめてのフルプライス【恋する乙女と守護の楯 Re:boot The "SHIELD-9"】プレイ前のキッカケ
こちらゲームのタイトル画面ですが、この見目麗しき美少女たちのセンターで、ドヤ顔で銃を構えてる赤髪の彼女こそが、主人公こと如月修史(きさらぎしゅうじ)で御座います。
そうです、男です。
おち〇ちんはえてます
(*´豹`)Oh!
前回でも少しだけ書いた通り、恋楯のストーリーは、エージェント組織に所属する主人公が、全寮制の女子校に潜入して、女学生を護衛するという任務を仰せつかって、女装して潜入するというもの。その女装した姿が、上のタイトル画面にもある赤髪、山田妙子(やまだたえこ)なのです。
いやぁもうね…
女だね!
見紛うこと無き女(おなご)だよ!
これ瀬之本さん女装男子で描く気が無いよ!(超絶失礼
【全体的な流れの感想】
さて。
物語そのものは、12年前に発売したリメイク前と大きく変わっている訳ではないみたいですわね。男である修史が、女学生妙子として潜入し、ヒロイン達と共に、時に学園生活を謳歌したり、時にヒロイン達の命を狙う刺客の手から密かに守ったりと、目まぐるしい訳でなく、かといって中だるみも無い、程よい感じで話が二転三転します。話だけでなく、登場人物たちがメインとサブ、ヒーローと悪役、全員が欠かす事なく魅力的で、感情移入出来たのですわ。最後のさいごで意外な人物が刺客だったりと、ドキハラさせられる場面も。
また、瀬之本さん描く2頭身のデフォルメ絵が可愛らしく愛らしく
物語随所で使われているこのデフォルメ絵が楽しみで進めている所もありました。
お約束のエッチシーンは安売りせず、シナリオの奥の方、個別ルートに進んでから満を持してという感じで御座いました。ちなみに大変実用的で助かります(ぁ
スゲェなフルプライス!(そこか
ただ個人的な好みで言うなら、ちょっと騎乗位が多すぎかなぁ…
半分以上は騎乗位だったイメージですわ
【人物と個別ルートの感想】
特に印象に残っているのが、主人公。
【如月修史】【山田妙子】
その小柄な体躯、中性的な可愛さから、ほぼ強引に今回の任務に抜擢される。
実際、妙子として潜入している時も、いつバレるのではとヒヤヒヤしながら、段々と女性である自分に慣れてきちゃってる自分に自己嫌悪して落ち込んだり…見ていて飽きさせない魅力があります。ヘタするとメインヒロインよか、彼女の方が可愛いまでありますわねw
危うくオイラも何か開けてはいけない扉を開けてしまいそうになる程に
また、護衛や刺客と直接対決をする場面でも、その正義感で果敢に立ち向かい、ズタボロになりながらも絶対に護り抜くという決意を持って立ち向かう姿に好感が持てる。まぁ流石に全身ズタボロで、骨折してるかも知れない重体の中、ヒロインに介抱されている中でもアッチの方が元気ビンビンだったりする所はオイラもどうかと思ったが(何
あと個人的に気になったのが、刺客相手でも極力殺傷したくない優しさを持ちながら、何故得物の銃が45口径のH&K Mk23なのか
あの貫通力の低い、弾頭が破裂する弾で一体誰を殺すつもりなのか彼は(言い過ぎ
【春日崎雪乃】
CV:青山ゆかり
個人的に一番最初にクリア。
3年生で、(潜入時の設定でいう)主人公より一つ上の学年 、生徒会ならぬ撫子会の会長。典型的な高飛車お嬢様。転入したばかりの妙子を本物の淑女とする為に、時に厳しく、優しく、あれこれ世話焼きする所が好きで、自分の境遇に落ち込んだりしても、その弱みを表に出そうとしない気丈さがエモい。妙子が正体バレした後も一度は突き放すが、それも自分の為に危険な目にあって欲しくないという心情あってこそ。私的に正体がバレてからの「如月くん」呼びがすんごい好き。
正にお嬢様オブお嬢様と呼ぶに相応しい、魅力的ヒロイン。オイラ的にも、全クリアをした上で、一番好きなルートで御座いました。
一番好きだったシーンは、学園祭の前夜祭でベロンベロンに酔っぱらって妙子に介抱されながらも…
「妙子、安心なさい。私が側にいてあげる」
はい!全部持ってかれましたー!オイラもうキュンとしちゃった!
一生ついて行きますぜ大将!(誰だお前
あとおっぱいも最高
【椿原蓮】
CV:風音
2番目にクリア。主人公と同じ学年、同じクラスの2年生。
雪乃と同じく撫子会のメンバー。ボーイッシュでお嬢様達にモテモテ、正義感が強くて悪を許さず。極度の怖がりで、肝試しのシーンでガチビビリして暴走するCGは必見(何
政治家の父親を誇りに思い、汚職疑惑が浮上した時には落ち込みながらも、妙子に励まされて信じようと決心する所は、不覚にも泣きそうになっちまいました。
あと彼女のルートでは、最後の刺客が…もうこの学校誰も信じられねーなと思った
※余談だが、当初友人からはコイツか、後述の鞠奈を最初にクリアした方が、ネタバレ的に良いとススメされたが、すっかり忘れてた事は内緒なので、誰にも言うなよ!(手遅れ
【新城鞠奈】
CV:北都南
3番目にクリア。主人公より一つ下、1年生。
やっぱり撫子会のメンバーで、猫かぶりの子悪魔キャラ。理事長の孫で、特権とか抜かしてやりたい放題している所は頭を抱えたりしましたが、幼い頃に両親と死別していて、ワガママ悪戯はその寂しさからの裏返しか、何だかんだで構ってあげたくなる系ヒロインでしたわね。
刺客に狙われてると知って、怖がりながら一緒に寝てと言うシーンは、若干ギャグテイストながらも、彼女本来の可愛さが垣間見えました。
あとバッドエンドの死に方が一番エグいorz
【穂村有里】
CV:猫屋敷舞
初回は攻略不可になっていて、2周目以降からアンロックされる。個人的には4番目にクリア。
主人公と同じクラスの2年生ながら、実は主人公とは別会社のエージェント。歳も学生よりは上ぐらい、成人以上との事。最初の内はコイツが刺客なのではと疑ったりしてたのも良い思い出です(ぁ
コイツ仕事で潜入してる自覚あんのかってぐらい学園生活をエンジョイしてたりするが、情報収集や戦闘でもサポートしてくれたり、純粋に頼れる相棒。その反面、妙子が活躍する事で自分の立場が危うくなり、必死になるシーンでは、仕事と友情(愛情)の間で揺れ動く描写がたまらなく好きでした。
ちなみにリメイクにあたって、彼女はルートが加筆追加されたのですが…
やっぱり誰も信じられねーよこの学園!(もうヤダ
【真田設子】
CV:松田理沙
個別ルートの中では一番最後、5番目にクリア。
主人公と同じクラス、隣の席の2年生。転入初日の妙子を気遣い、金平糖を分けてくれるシーンでは、あぁ本当生粋のお嬢様なんだなぁと癒されてました。
オイラの青春にこんな記憶は無かった(血反吐
とにかく無自覚、無防備で刺客絡みとは無縁だっただけに個別ルートではどんな物語になるのだろうと、想像が楽しみでしたわね。
嗚呼、これでなぁ…
刺客でなきゃなぁ~~
実は雪乃ルート、最後の刺客だったんですよコイツ。コレが恐らく、友人が初見は蓮もしくは鞠奈から攻略すべきと言ってた最大の要因でしょう。その正体は海外系マフィアの暗殺者。冷酷非情で容赦無し、幼少から殺しの訓練を叩き込まれ、タイマンでの強さは妙子を遥かに上回る。そも護る側と殺す側で戦闘力を測る事自体がナンセンスな気がするけどね…
個別ルートでも妙子と、表では学校の同級生という仮面を被りながら、殺し殺されの駆け引きをする緊迫さが、読んでる側にも伝わるほど手に汗握りました。そんな中でも、幼い頃からの境遇を、孤児だった自分と照らし合わせてしまう妙子、途中から今度は忠誠を誓っていた組織から捨てられて、一転して命を狙われる側になり、この世の終わりみたいに意気消沈する設子。そこに手を差し伸べる妙子(というか忘れがちですが修史)
はい。
そこからが彼女の本領発揮でした
妙子と同じエージェント会社に拾われて、恋を知ってからの彼女はもうノンストップ!
ブレーキの壊れたダンプカーだ!
ウィー!!(右腕を高らかに
刺客の頃と同じ口調なのに声のトーンがデレッデレだったり、いつの日か一緒にデートする事を妄想しながら、学校内で堂々と一般の通販で、妙子にプレゼントする服を買ったりともうやりたい放題
もう傍から見ても「誰かコイツを止めろ!」とツッコミたくなるレベルで御座いました。
最後は妙子(重ねて言うが修史)と共に双楯と称されるエージェントとなったエンドも、何だかんだで最高でした。
ちなみに彼女も有里と同じく、シナリオが加筆追加されたヒロインで、それもあってか結構長く感じましたわね。でもダレずに最後まで楽しめました。
【サブキャラクター】
メインヒロインだけでも結構な尺を使っちまいましたが、サブキャラクター達も皆、物語に欠かせず魅力的な存在でしたわね。
その中でも特にお気に入りが、一番左の桜庭優(CV:夏野こおり)
鞠奈と同じ1年生で、妙子に一目ぼれして事ある毎にお姉様お姉様と、犬のように慕ってくる姿と、それを冷たくあしらう妙子とのやり取りがとても楽しかったです。
なぜ彼とのルートが無いのか(血涙
頼みますよ戯画さん!(懇願
瀬之本さん!彼とのエッチシーン!
エッチシーンをどうか!!(土下座
他にも優しく導いてくれるシスター・リディア(CV:一色ヒカル)、ホモの笹塚隆平(CV:先割れスプーン)、ちんまい体育教師の藤代凪紗(CV:桃井いちご)と、皆が物語の中で重要な役割を担っています。
いやまぁね?コイツら全員刺客なんですわ
もうここの学校のセキュリティはキノコ王国のピーチ城か!
特に優は蓮ルート、鞠奈ルートでの最後の刺客で、実は妙子と同じ女装した男という…騙されたorz
まぁそれはそれで
瀬之本さん!彼とのエッチ(略
特に課長は良いキャラしてましたわね。事ある毎に修史を娘呼ばわりして愛でたりしながら、ここぞで決めてくれる、カッコ良いダンディズムに溢れてました。
【総評】
ぶっちゃけコレだけ読めばいいんじゃないかな!感想が長ぇんだよ我ながら!
…まぁそれだけ楽しめて、心に残る素敵なゲームだったんですわよ。
潜入護衛モノというジャンルながら難しい選択肢は殆ど無く、お目当てのヒロインを追うようにして、相手の事を想った選択肢を選べば、後は優秀な妙子一同が何とかしてくれるって感じです。物語に没入出来ます。
特にチャート周りは親切で使いやすく、進むも戻るも自在。正解の択には顔グラが付いてるので迷う事はありません。まぁ他社のノベルゲームをやった事がある身としては、ちょっと優しすぎるかなぁと思ったりもしましたがw
後はバッドエンドは誰とも仲良くなる前にバレて学園を去る物もあれば、対象ヒロインが死ぬってか殺されるというハードな物が多かったですわね。
後はOP曲の「Re:boot」が大切な物を護り抜くという強い意志が感じられる勇ましい歌でどストライク。早くCDもしくは配信来ないかしら…
とにかく戯画ブランドから発売した【恋する乙女と守護の楯 Re:boot The "SHIELD-9"】、超楽しかった!
ありがとう友よ!
ありがとう戯画!
ありがとう絵描き和牛、瀬之本さん!
そして今度は続編の薔薇の聖母が気になってしゃーない!(ぁ
(*´豹`)b
が~んばら~い